125cc以下の原付バイクの
メリットの一つとして
保険料が安いという点が
大きいです。
特にファイミリーバイク特約
というものを利用すれば
運転経験の短い初心者や
若い学生さんでも
しっかりとした補償内容の
保険を低料金で
掛けることができます。
でもちょっと待ってください。
条件によっては
新たに任意保険を契約する方が
お得になる場合もあるので
まずはこの記事を読んでみて下さい。
目次
初心者や若い人は保険料が高額
これまで車やバイクを
所有したことがなく、
はじめてバイクや原付を
所有するという初心者の人や
16~20歳の若い人は
保険料の割引が受けられず
しっかりとした補償を
受けようとすると
たとえ125cc以下のバイクであっても
年間で10万円前後の保険料に
なることがほとんどです。
初心者や若い人が
事故を起こす確率は高く、
保険会社としてはその分
保険料を引き上げているわけですが
事故率が高いからこそ
十分な補償が付いた保険に
加入したいですよね。
保険料は安くて充実補償のファミリーバイク特約とは?
そこでぜひ活用したいのが
ファミリーバイク特約です。
ファミリーバイク特約は
加入している任意保険に
年間1~2万円程度の
(補償内容や保険会社によって異なります。)
追加料金を支払い
特約をつけることによって、
125cc以下のバイク(原付)
運転時にも
加入している任意保険と
ほぼ同じ補償を
してもらえるものです。
ファミリーバイク特約 加入の条件は?
ファミリーバイク特約は
『特約』なので
基になる保険契約が必要です。
ただし、
ファミリーバイク特約は
同居の家族と
別居でも未婚の家族全員が
保険の補償対象になります。
例えばご両親のどちらかが
車の任意保険に加入していれば
ファミリーバイク特約は
契約することができ、
ご両親はもちろん
あなたも補償の対象になれます。
運転する車両は
125cc以下の原付2種、
50cc以下の原付1種であれば
1つの契約で
他人所有のバイクを
運転している時でも対象となり、
2台、3台と所有していても
すべて対象になります。
つまり家族や友人のバイクを
借りて運転していても
125cc以下なら
保険が適用されますし、
125cc以下のバイクを
複数台家族内で所有する場合でも
台数分の契約をする必要がないので
経済的でお手軽です。
ファミリーバイク特約は等級がない
自動車やバイクの保険には
等級制度というものがあって
等級が上がると
保険料が割引され安くなります。
1年間無事故で
保険を使わなかった場合、
翌年の契約更新時には
1等級上がり、
最大20等級まであります。
等級は途中で
保険会社を変更しても継承され、
割引を受けることができます。
この等級は事故などで
保険を利用すると
事故の内容に合わせて
多くの場合1~3等級
下がってしまいます。
しかし、
バイクで事故を起こし
ファミリーバイク特約での
保険金を利用した場合には
ノーカウントとなり
保険の本契約に
影響することもありません。
ファミリーバイク特約の注意点
まずファイミリーバイク特約は
本契約に車両保険が含まれていても
車両保険の適用がありません。
この点については
バイクは車と違って
駐車中であっても
転倒などによるリスクが高いので
車両保険は保険料が非常に高く、
ファミリーバイク特約ではない
通常のバイク保険であっても
車両保険の設定自体がないという
保険会社も少なくないです。
また、
ファミリーバイク特約には
『自損傷害型』と『人身傷害型』の
2種類があります。
この2種類の違いは
簡単に言うと、
自分のケガに対する補償の違いです。
自損傷害型
自損傷害型の契約は
相手のいない
転倒などによる自損事故で
ケガをした場合には
保険金が支払われますが、
例えば車との衝突事故など
相手がいる事故が
発生した時、
事故の発生原因が
こちら側に責任がある場合
自分のケガの治療費は
自分で支払う必要があります。
(相手が無保険だった場合
保険金が支払われる
保険会社もあります)
相手に責任がある場合は
当然相手側に治療費を
請求することになり、
多くの事故では
責任の割合によって請求額を
決めることになります。
人身傷害型
人身傷害型の契約では
相手のいる事故であっても
責任の割合に関係なく
自分のケガの治療費が
支払われます。
しかしながら、
補償が手厚い分
人身傷害型の保険料は高く、
年間で2~3万円前後と
なっていて
年齢条件などによっては
バイクを運転する人が一人、
バイクも1台なら
通常の任意保険の方が
お得になる場合もあります。
任意保険は等級が進めば
保険料が安くなりますから、
将来的には
ファミリーバイク特約よりも
保険料が安くなります。
人身傷害型の場合は
契約の前に見積もりを
任意保険も作成してもらい
保険屋さんと
相談してから決めましょう。
参考までに
私が過去にとった見積もりでは
車の保険料にプラス
- 自損傷害型 ¥4730
- 人身傷害型 ¥940
でした。
ファミリーバイク特約加入方法
加入方法や料金は
契約している保険会社によります。
ほとんどの場合、
お問い合わせ窓口に電話をすれば
すぐに契約が可能ですので
ひとまずは契約している
保険会社へお問い合わせを
してみましょう。
ファミリーバイク特約まとめ
今回の記事をまとめるとファミリーバイク特約は
- 保険料が高い初心者や若い人にはファミリーバイク特約がおすすめ
- 125cc以下のバイクに適用可能・他人のバイクでもOK
- 同居の家族と別居の未婚の家族に適用可能
- 人数や台数に制限なし
- 自損傷害型タイプと人身傷害型タイプがある
- 一人で一台で人身傷害型タイプなら将来的には任意保険がお得
- 事故を起こしても等級制度ではノーカウント
- ほとんどの場合電話1本で契約OK
以上、非常におすすめの保険なので
ぜひ利用してみて下さい。
高く売れますように!