この記事では
最近よく耳にする
カフェレーサーというバイクとは
いったいどんなバイクなのか？
今おすすめのカフェレーサーは
どのバイクか？
といった内容をご紹介します。
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目次
カフェレーサーはイギリス発祥のカスタムバイク
まず、カフェレーサーという言葉は
1960年代の
イギリスで生まれた言葉で
ACE CAFEというカフェに集まる
ストリートレーサー
（公道でレースをする暴走族）
を指す言葉です。
Reg Mckenna from New Malden, UK / CC BY
元々はストリートレーサーたちを
指す言葉だった
『カフェレーサー』ですが、
公道レースをするため
マフラーやエアクリーナー、
ハンドルやステップを
変更して性能向上や
カウルを装着して
当時のグランプリレーサーの
見た目を模倣したカスタムバイクを
いつしか『カフェレーサー』と
呼ぶようになりました。
現代のカフェレーサーはビンテージ感とレーシーさの融合
時代は進んで
バイクの性能は向上し、
1980年代になると
日本のバイクメーカーを中心に
初めからその見た目も性能も
グランプリレーサーそのもの
という『レーサーレプリカ』
と呼ばれるバイクが
発売されるようになります。
しかしその後も
ヨーロッパを中心では
ノートン、トライアンフ、BSAなど
イギリス製のバイクをベースにした
カフェレーサーカスタムは続き、
現在カフェレーサーと
言われているものは
カフェレーサーが走っていた
1960～70年代のビンテージバイクを
思わせるようなルックスと
レーシーさが合わさった
カスタムバイクとなっています。
根強いカフェレーサーベースSR400
排ガス規制などの問題で
一旦は生産を終了していた
ヤマハ SR400が
2018年9月14日に改善され
復活したというニュースは
記憶にも新しいと思います。
実はこのSR400の人気を
支えてきた背景には
カフェレーサーカスタムが
関わっています。
1960～70年代の
ストリートレーサーを指す
言葉だったカフェレーサーは
ビンテージバイクをベースに
するのが主流でした。
しかし、
ノートン、トライアンフ、BSA
などのビンテージバイクを
日本国内で手に入れるのは難しく
その雰囲気を醸し出せる
唯一の国産車であるSR400は
発売から40年経った現在も
カフェレーサースタイルの
カスタムベースバイクとして
多く選ばれているのです。
なので、
日本でカフェレーサーといえば
シングルシートや
セパレートハンドルに
カスタムされたSR400を
思い浮かべる人も多いです。
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メーカーカスタマイズのカフェレーサー
現在は国内外のバイクメーカーから
カフェレーサーに初めから
カスタマイズされたバイクが
販売されています。
ビンテージルックながらも
最新のエンジン性能や足回り
ABSなど電子制御も備えている
バイクが多いです。
カワサキ W800 CAFE
直立２気筒の
空冷エンジンを搭載する
トラディショナルスタイルの
W800に
ビキニカウル、ローハンドル、
シングルシート風シートなどを
装着したカスタムモデルが
W800 CAFEです。
その見た目は60年代風ですが
LEDヘッドライトやABS、
グリップヒーターやETC2.0など
最新機器を標準装備としています。
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カワサキ Z900RS CAFE
往年の名車
カワサキ900Super4（Z1）、
750RS（Z2）の
スタイリングをよみがえらせ、
最新の足回り構造や
電子制御を組み合わせた
スポーツネイキッドが
Z900RSです。
そのZ900RSに
ソロシート風のシートや
ビキニカウル、
大きく絞りのついた
スワローハンドルを
装着させたのが、
Z900RS CAFEです。
カフェレーサーを
意識していることは
名前を見ても明白ですね。
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スズキ SV650X
SV650Xはヨーロッパで
人気の高いSV650をベースに
ビキニカウル、
セパレートハンドル、
タックロールシートなどを
装備したカフェレーサーです。
V型ツインエンジンを
搭載した車体は
非常に軽量で
シート高も790mmと
足つきが良いので
小柄な人にもおすすめです。
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ヤマハ XSR900・XSR700
▲XSR900
▲XSR700
上の写真はオプションで
用意されている外装キットなどを
装着したものです。
XSR900はMT-09、
XSR700はMT-07をベースにした
大型バイクですが、
丸型のヘッドライトや
タンク、シートといった
デザインを大幅に変更され、
ヘリテイジ（伝統的な）デザインと
呼ばれるものになっています。
外装キットをはじめとして
メーカーでカスタムパーツが
多く用意されており、
カスタムしやすい
カフェレーサーです。
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ホンダ CB1000R
2017年の東京モーターショーで
「ネオスポーツカフェ」という
コンセプトバイクが発表され、
翌年2018年4月から発売されたのが
CB1000Rです。
ネオスポーツカフェという
コンセプトからもわかる通り
カフェレーサーを
強く意識しながらも
最新のLED技術が主張された
複合的なデザインに
なっています。
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ホンダCB1100/R/EX
CB1100はCB1300SFの
水冷エンジンをベースに
開発された空冷エンジンを
搭載したバイクです。
ホンダドリーム
CB750Fourを彷彿とさせる
デザインながら
LEDを採用したヘッドライトや
テールランプは
現代のバイクであることを
主張します。
スポークホイールを装着した
CB1100EXや
17インチのワイドタイヤを
装着したスポーツモデル
CB1100RSがあり、
バリエーション豊富です。
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トライアンフ Thruxton（スラクストン）
イギリスのバイクメーカー
トライアンフのスラクストンは
歴史的な背景から考えても
正当なモダンクラシック
カフェレーサーでしょう。
電子スロットルや
ABSといった電子制御、
走行モードの切換えなど
最先端の技術も
ちゃんと導入されています。
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BMW R nineT シリーズ
▲R nineT RACER
▲R nineT Pure
BMW伝統の
空油冷4ストローク
水平対向ツインエンジンを
搭載したR nineTシリーズは
カスタムベースとして
設計されており、
豊富なオプションも用意
されています。
70年代のスポーツモデルを
イメージした
R nineT Racer
余分なものを削ぎ落とした
クラシックな
ロードスターデザイン
R nineT Pure
などメーカーが用意した
カスタムバリエーションも
個性的です。
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DUCATI スクランブラーカフェレーサー
元々オフロードスタイリングな
スクランブラーに
セパレートハンドルや
バーエンドミラー、
シングルシート
ヘッドライトフェアリング、
サイドナンバープレートホルダー
など
カフェレーサー要素を加えたのが
スクランブラーカフェレーサーです。
専用に設定されたカラーリングは
ブラックコーヒーカラーリングと
名前が付けられている
徹底ぶりです。
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ホンダ CB250R
CB1000Rと同じ
ネオカフェレーサーという
コンセプトに基づいて
デザインされたCB250R。
倒立フォークや
ラジアルマウントキャリパー
デジタル液晶メーターといった
装備もぬかりありません。
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ヤマハ XSR155
XSRシリーズの中で
最小排気量となるXSR155
国内向けモデルではなく
製造、販売されているタイからの
輸入モデルとなります。
※2020年５月現在
質感の高いスタイリングや
YZF-R15をベースにした
エンジン、倒立フォークなど
見た目も走りもしっかりとした
カフェレーサーです。
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中古市場でもカフェレーサーがアツい！
いかがだったでしょうか？
まだまだ紹介しきれていませんが、
これらを参考に
オリジナルの
カスタムカフェレーサー
を作っちゃうのも
アリだと思いますよ！
現在中古バイク市場においても
カフェレーサーは
非常に人気があり、
高価買取が期待できます。
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