バイク通勤に最適なおすすめ原付・原付二種（50～125cc）選び方

新型コロナウイルス感染症の
蔓延防止対策が
各所でとられている現在、
密を避ける感染予防対策の一つとして
バイク通勤が注目を集めています。

そこでこの記事では
バイク通勤に的を絞って
おすすめの原付、原付二種の
選ぶコツやおすすめの車種を
ご紹介したいと思います。

1 通勤に最適な原付を選ぶには？
2 原付一種と原付二種では免許が違う
3 通勤距離が短い場合
4 通勤距離が長い・幹線道路を走る場合
5 車体の大きさ
6 スクーターかマニュアルミッションか
7 おすすめ通勤バイク

通勤に最適な原付を選ぶには？

中には原付よりも
大きいバイクを使って
バイク通勤している人もいますが、
毎日の通勤に使うとなると
燃費や消耗品のランニングコスト、
利便性を考えれば50～125ccの
原付、原付二種といったバイクの方が
通勤には向いています。

しかし、
一口に原付、原付二種と言っても
排気量の違いや車体の大きさ、
スクーター、マニュアルミッション、
新車、中古車といった
様々な選択肢があって迷いますよね。

というわけで、
通勤バイクとして使う
原付の選び方を
これからご紹介します。

原付一種と原付二種では免許が違う

まず原付は
原付一種と原付二種に
分けられています。

原付一種は50ccまでのバイク
原付免許をはじめ、自動二輪免許や
普通自動車免許でも運転できます。

原付二種は51cc～125ccのバイク
小型・普通・大型の二輪免許で
運転することができます。

但しオートマ限定の免許の場合は
スクーターやスーパーカブのような
クラッチ操作が必要のない
車種に限られます。

なので、
原付免許や普通自動車免許だけで
二輪の運転免許を持っていない人は
51cc以上の原付二種バイクを
運転することはできません。

通勤距離が短い場合

自転車でも通えないことはない
幹線道路をほとんど通らない
といった場合は
50cc以下の原付一種が
おすすめです。

軽量で燃費が良く、
車体価格も原付二種より安いです。

公共の駐輪場や
会社の駐輪場でも
駐車できるのは50ccまで。
といったところも多いので
事情や環境にあった
排気量を選びましょう。

通勤距離が長い・幹線道路を走る場合

通勤距離が長い短いというのは
人によって感覚が違うと思いますが
原付二種の方が
当然パワーに余裕があって
走っている間は
原付一種より楽です。

また、通勤距離が短くても
幹線道路をメインに走る人は
原付二種がおすすめです。

二輪免許を持っていない人も
これを機に取得の検討を
おすすめします。

そのくらい幹線道路を使って
50cc以下の原付で通勤するには
デメリットがあります。

50cc以下の原付一種は
法定速度30km/h以下。
幹線道路の様な
車の流れが速い道路で
周りの車と同じスピードで
走ったとしても
取り締まりの対象になります。

50cc以下の原付一種は他にも
進行方向の車線が
三車線以上ある交差点では
二段階右折する必要がありますし、
50cc以下は通れない陸橋も多くあり
幹線道路では違反を
取り締まっている警察官を
多く見かけます。
（特に帰宅時の夕方～夜）

その点、原付二種であれば
法定速度は60km/h以下と
高速道路や自動車専用道路を除く
一般道の制限速度上限と同じです。

二段階右折の必要もありません。

車体の大きさ

車体の大きさについては
だいたい想像がつくと思いますが
小さければ軽くて
取り回しがしやすいですし
大きければ重く駐輪場などで
多少の苦労がある反面
走り出せば安定感があります。

基本的に車体の大きさと
タイヤ径は大きく関係していて
10～12インチのタイヤを
装備しているバイクは軽量小さめ
13～17インチタイヤを
装備しているバイクは大きめ
と考えて良いと思います。

体格に合わせて
バイクの大小を選ぶのはもちろん
10～12インチといった
小径タイヤのバイクよりも
13～17インチといった
大径タイヤのバイクの方が
安定感があって
同じ距離でもタイヤの回転が
少ないですから
タイヤはロングライフとなり
ランニングコストは下がるので
長距離の通勤バイクには
大きめのバイクを選ぶ方が良いです。

スクーターかマニュアルミッションか

運転操作が簡単で
荷物の収納性が高い
スクーターか？

運転が楽しい
マニュアルミッション（MT車）
のバイクか？

悩む人もいるでしょう。

免許の話でも触れましたが
51cc以上の原付二種では
オートマ限定の二輪免許の場合
スクーターや
ハンドクラッチ操作のない
バイクに限られます。

一方50cc以下の原付一種ではなぜか
オートマ、マニュアルの区別はなく
原付を運転できる免許があれば
スクーターでもマニュアルでも
運転することができます。

とはいえ、
通勤にはどちらが向いているか？
と言われればスクーターでしょう。

多くのスクーターには
シート下に収納スペースがあって
荷物入れるという使い方以外にも
レインコートなど
常備しておくことで
通勤途中で雨が降り出しても
対処することができます。

バイクをとめている時も
シート下スペースに
ヘルメットを入れておくことで
ヘルメットの盗難や
雨が降ってヘルメットが
濡れてしまうという事も
事前に防ぐことができます。

他にもスクーターとMT車の違いは
運転操作や利便能だけではなく
メンテナンスの点でも
大きく違います。

スクーターは多くの部分が
カバーで覆われているので
比較的雨に濡れても錆びにくいですし
駆動はケースで覆われた
チェーンの手入れや
調整の必要もありません。

しかしながら
MT車のバイクであっても
リアキャリアとリアボックスを
取り付けることによって
スクーター同様の収納ができますし

またスーパーカブシリーズであれば
チェーンはケースで覆われていますので
普通のＭＴ車と比べて
チェーンのメンテナンス頻度は
高くありません。

なので、
「通勤でもバイクを楽しみたい」
という人は
こういった点をよく考えて
MT車を選ぶのも良いと思います。

おすすめ通勤バイク

それでは以上を踏まえて
おすすめの通勤バイクを
ご紹介したいと思います。

スズキアドレス110

アドレス110は
10インチサイズのバイクと
変わらない車体重量ながら
前後14インチのタイヤを
装着しているので
直進安定性が高く
フルフェイスヘルメットも
余裕で収まる20.6Lの
シート下収納スペースを備え
リアキャリアも標準装備されていて
短距離通勤も長距離通勤も
オールマイティでこなせます。

アドレス110のスペック