バイク 逆輸入車 海外モデル 並行輸入 メリット デメリット 1

バイクを探していると

  • 逆輸入車
  • 『国の名前』仕様
  • 海外モデル

といった表記を
見かけたりすることが
ありますよね。

この記事ではいまさら聞けない
逆輸入車バイク・海外モデル・
並行輸入車とは?
なにが違うの?
という事について説明します。

 

逆輸入バイクとは?

輸入バイク、輸入車バイクといえば
BMW、DUCATI、ハーレーなど
海外メーカーのバイクを
想像することは難しくないでしょう。

では『逆』がつく
逆輸入バイク、逆輸入車バイクは
はどういうことかというと

日本のバイクメーカーが
日本国内で製造した
海外向けの専用モデルや
海外向け仕様のバイク

これらのバイクのことを
逆輸入バイク、逆輸入車バイク
と呼びます。

バイク 逆輸入車 海外モデル 並行輸入 メリット デメリット 2

 

逆輸入バイクは減った?

10年ほど前までは
大排気量バイクを中心に
逆輸入車はバイク市場で
多く見られましたが
最近では減ってきています。

その理由として
いちばん大きいと思われるのは
日本自動車工業会と
国土交通省が
1989年から続けていた
馬力規制が2007年に廃止
されたことでしょう。

かつては日本国内で
販売されるモデルは
以下の様な馬力規制がありました。

  • 50cc:7.2馬力
  • 125cc:22馬力
  • 250cc:45馬力
  • 400cc:59馬力
  • 750cc:77馬力
  • 1000cc超:100馬力

しかし、
免許制度の改正などで
大型二輪の人気が高まり
馬力規制を受けていない
フルパワーの海外仕様バイクが
大型バイクを中心として
簡単に手に入るため
あまり意味を成していない
という事で2007年に廃止。

これを機に
これまで日本国内向けには
販売されていなかったモデルや
フルパワーモデルが
日本向けモデルとして
販売されるようになったので
わざわざ逆輸入バイクを
販売する必要がなくなったのです。

 

バイク 逆輸入車 海外モデル 並行輸入 メリット デメリット 3

代表的な例としては
市販車として世界最高速記録を持ち
海外でしか販売されていなかった
スズキ GSX1300R 隼も
海外仕様と同じ出力、トルクで
日本国内仕様も2014年から
販売が開始されました。

写真提供:SUZUKI GSX1300R 隼(国内仕様) 紳士のバイク生活

 

海外モデル・輸入モデルとは?

馬力規制があった頃は
日本向け仕様のバイクと
海外向け仕様のバイクが
用意されているモデルも
ありましたが、
上記で例としてあげた
スズキ GSX1300R 隼など
日本国内の馬力規制まで
パワーを抑えきれなったモデルは
海外でのみ販売されていました。

それでも生産は
日本国内で行われていましたので
日本で売されていない
海外向けモデルも
逆輸入車と呼ばれていました。

それではなぜ最近になって
逆輸入車とは別に
海外モデル・輸入モデル
と呼ばれるようになったかというと

現在、日本のバイクメーカーは
250cc以下のバイクを中心に
海外工場での生産を
メインとしています。

海外で生産されたバイクは
現地ではもちろん
日本へも輸入されて
メーカーから正規販売されています。

しかし、
海外で生産された
日本メーカーのバイクの一部は
日本へ輸入されず
現地や近隣の国だけで
販売されているモデルもあります。

現在こうした
日本国内で販売されていないバイクを
販売されている国々から
輸入してきて日本で販売する
業者やお店が増えてきました。

つまり現在、
海外モデル・輸入モデル
と呼ばれているのは主に
日本で販売されていない
海外生産された
日本メーカーのバイクを言います。

 

海外モデル・輸入モデルのメリットデメリット

海外モデルは
日本で売られていないモデルなので
現地販売価格が基本となります。

なのでメリットとしては
日本よりも物価の安い
タイやインドネシア、マレーシア
インドや中国といった
東南アジアで生産されるモデルは
比較的安価でコストパフォーマンスが
高いモデルが多いです。

また、日本では
販売されていないモデルですから
当然日本で走っている台数は少なく、
他の人と一味違ったバイクに乗りたい
といった人にはお勧めです。

デメリットとしては
ディーラーや普通のお店では
アフターケアが難しい点です。

場合によっては購入後の整備や
部品手配も難しいので
購入時にはアフターケアを
しっかりしてくれるかどうか
確認しておきましょう。

それから購入する際は
安く買えることが多いですが
売りに出す際に
高価買取は期待できません。

バイク 逆輸入車 海外モデル 並行輸入 メリット デメリット 4

 

コロナ禍で急増した並行輸入車とは?

日本向けに輸入販売されていても
正規ルート以外で
海外仕様のバイクが
輸入されているものがあります。

こうした
正規ルート以外で輸入販売
されているバイクは
正規輸入と並行して輸入されるため
並行輸入車、並行輸入バイク
と呼ばれています。

新型コロナ感染症の蔓延によって
世界中の工場で稼働率が下がり、
輸出入が鈍っているため
メーカーができる限りの輸入していても
バイク需要が高まっている
現在において正規販売できる
新車が足りていない状況です。

そこでメーカー以外の
バイク業者やショップが
海外から並行輸入されたバイクが
店頭に並ぶ機会が増えました。

なかでもスーパーカブシリーズは
アニメや芸能人の影響があり
日本国内仕様の入手が困難に
なっていて、
数多くの並行輸入車が
見受けられます。

バイク 逆輸入車 海外モデル 並行輸入 メリット デメリット 5

▲タイで生産されている
スーパーカブC125と
CT125 ハンターカブ

 

並行輸入車のメリットデメリット

並行輸入車のメリットは
少し前までは割安に購入できる
といった点がありましたが
現在は正規輸入バイクと
大差はありません。

現在一番のメリットになっているのは
お店に在庫があれば
納車まで何カ月も待たずに
すぐに納車できることです。

その他には排ガス規制が
日本よりも緩い国の仕様であれば
同じバイクでも
スペック上の馬力やトルク、
乗り味が違うモデルもあります。

他にもスピードリミッターが
装着されていないといった
特徴があるモデルもあります。

逆輸入車のデメリットは
海外モデルと同じように
アフターケアの点にあります。

同じ車種であっても
正規のディーラーはもちろん
購入店以外では
整備や部品手配ができない
と考えて良いでしょう。

また、
日本仕様と部品が違う部分もあり
燃費や装備品などの
違いもありますので
購入前にはしっかりと
確認するようにしましょう。

他には
現在、新車不足により
正規輸入バイクと大差ない
価値となっていますが
将来的に正規品と比べて
買取価格が落ちる可能性はあります。

 

逆輸入車バイク・海外モデルまとめ

馬力規制がかかっていた頃と
比べると存在意義が変わってきた
現在の逆輸入車バイク、海外モデル。

購入する際は整備や部品供給といった
アウターケアを中心に
メリットやデメリットを
ちゃんと把握しておくようにしましょう。

 

新車が不足して中古バイクの価値が上昇中

海外モデルや並行輸入車の
需要が高まると同時に
2020年以降の
高年式、低走行の中古バイクの需要も
バイク市場では急上昇しています。

新車でバイクを購入したものの
イメージと違ったな
乗り換えたいなと考えている人は
需要が高まっている今が
売り時かもしれません。

どれくらいで売れるか
お試しで査定してもらう価値は
あると思います。

バイク 逆輸入車 海外モデル 並行輸入 メリット デメリット 6